(Vol.3) 「鳥の歌」原曲の歌詞など

By Y.Inoue

 IAPHで演奏したカタルーニャ民謡の鳥の歌ですが、 もともとはキリストの生誕を鳥が喜び祝うクリスマスソングです。
 パブロ・カザルスは名編曲家でもあってこの曲をチェロ演奏用に編曲し、 これが名演奏とともに世界的に有名になったものです。
 なぜ歌詞のない鳥の歌がこれほど有名なのか? どうして平和を願う象徴的な曲なのか? このことについてはエピソードも有名なようですので、 敢えてここでは触れません。

 原曲はどのような歌詞だったのかを今更ながらも見てみました。

 カタルーニャ語では

Al veure despuntar
el major lluminar
en la nit mes ditxosa,
els ocellets cantant,
a festejar-lo van
amb sa veu melindrosa.

Repon-li lo pardal:
“Avui, nit de Nadal,
es nit de gran contento!”
El verdum i el lluer
diuen cantant, tambe :
“Oh, quina alegria sento!”

Refila el rossinyol:
“Es mes bonic que el sol
mes brillant que una estrella!”
La cotxa i el bitxac
festegen al manyac
i a sa Mare donzella.

L’aliga imperial
se’n vola cel adalt,
cantant amb melodia,
dient: “Jesus es nat,
per treure’ns de pecat
i dar-nos alegria”.

Cantava el passarell:
“Oh, que hermos i que bell
es l’infant de Maria!”
I li respon el tord :
“Vencuda n’es la mort,
ja naix la vida mia !”

という歌詞で翻訳サイトで翻訳すると、おおよその意味は読み取れます。
 els ocellets cantant 〈鳥が歌って〉 という歌詞が出てきて、aliga 〈ワシ〉 pardal 〈スズメ〉 verdum 〈アオカワラヒワ〉 lluer 〈マヒワ〉 tord 〈つぐみ〉 rossinyol 〈サヨナキドリ〉 bitxac 〈ノビタキ〉 といろんな鳥が出てきてキリストの生誕を祝いますが、カザルスの言葉の
  「鳥がPeace, Peace, Peaceと鳴く」
というところが もとの歌詞に出てくるものと思っていましたが、 それは私の思い込みだったようです。
 今回スキャットで演奏しましたが、 今後も歌う曲の候補となっていますので、 そのまま行くのか、あるいは、どのような歌詞(日本語の)がついていくのか楽しみであります。

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